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日本チェーンストア協会/1月は総販売額1.8%減、2か月連続で減少

2009年02月23日 / 月次

日本チェーンストア協会が2月23日に発表した1月のチェーンストア販売概況(会員企業70社・8778店)によると、総販売額は1兆1515億円(前年同月比1.8%減、店舗調整後は2.7%減)と前年同月比で2か月連続の減少となった。

主要部門別の概況では、食料品販売額が7056億円、1.4%増となり、店舗調整後の数値も0.7%増と増加。衣料品は1427億円と11.7%減で、店舗調整後も10.9%減と大幅減を記録した。住関品は2301億円と4.8%減で、店舗調整後も5.5%減。サービスは42億円と3.6%増を記録し、店舗調整後の数値は8.4%と大幅増となった。その他は687億円の0.2%増と横ばいで、店舗調整後は7.2%減となった。

1月は気温が比較的高かったこともあり衣服・住関連品は苦戦した。食料品は堅調で、全般的に野菜類が相場高で推移したものの、ジャガイモやキャベツなどが好調。反面、メロンやりんごなどが不調だった。水産品では鮮魚、冷凍魚、ウナギが不調で、このほか水物、練製品、パン類、酒類が好調だった。

衣料品では、紳士物のカットソーやボトムスが好調だったが、スーツやセーターなどが不調。婦人服では、セーターやコートなどが不調で、パンツ、カットソーなどが好調だった。住関連品では台所用品、行楽用品などは好調だが、テレビゲーム、家具・インテリアが不調。医薬・化粧品は、医薬品は好調だが、化粧品は全般的に不調だった。また自転車、ペット用品、園芸用品の動きが好調だった。

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