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日本チェーンストア協会/11月の店舗調整後販売額は微増

2008年12月23日 / 月次

日本チェーンストア協会が12月22日に発表した11月のチェーンストア販売概況(会員企業:71社・8791店)によると、総販売額は1兆1137億円(前年同月比2.8%減、店舗調整後は0.6%増)と、店舗調整後の数値では4か月ぶりに前年同期実績を上回った。

11月の販売動向では、土日・休日が多かったこと、気温低下に伴う鍋物需要の拡大などが好材料となった。また、価格引下げや円高還元セールの効果もあり、食料品は堅調に推移。一方で衣服・住関連品は苦戦した。食料品では、全般的に好調だったのが畜産品で、野菜類もジャガイモやキャベツなどが好調。反面、メロンやりんごなどが不調だった。水産品ではエビ、カニなどが好調だったが近海魚やウナギが不調だった。

衣料品では、紳士物のコートが好調だったが、スーツやジャケットなどが不調。カジュアル系衣料ではカットソーやジャンパーが好調だったが、シャツ・パンツが不調だった。婦人服では、ジャケットやコートなど外装品が不調で、カットソーなどが好調だった。住関連品では台所用品、ボトルなど行楽用品は好調だが、食器は不調。医薬・化粧品 は、医薬品は好調だが、健康食品は不調だった。このほか、自転車は好調、ペット用品、園芸用品の動きが好調だった。

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