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米小売業／6か月ぶりに売上げ前月比増

2009年10月05日 ／ 月次

全米小売業協会によると、8月の米国の小売業売上高（自動車、ガソリンスタンド、レストランを除く）は前月比0.7％増となり、6カ月ぶりに上昇に転じた。前年同月比では4.3％減。

8月は例年、学校の9月からの新学期を前に消費が伸びる傾向がある。米政府が導入した低燃費車への買い替え支援制度”CashforClunkers（ポンコツ車に現金）”によって、車関連以外の売上げが押し下げられるとの観測もあっただけに、まずは健闘した数字になったとみている。

ただ、同協会のチーフエコノミストは「支援制度を利用した多くのアメリカ人は、車を購入したことにより毎月のローンを抱えることになった。制度が車関連以外の小売業に与える影響の大きさについては、もう少し様子を見る必要がある」としている。

米商務省が発表した8月の小売業売上高（自動車、ガソリンスタンド、レストランなどを含む）は、前月比では2.7％増（季節調整後）と堅調だったものの、前年同月比では5.9％減（季節調整前）だった。（翻訳）

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