流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





良品計画/8月の売上5.7%減

2009年09月02日 / 月次

良品計画(2009年2月期売上高:1637億円)が9月2日に発表した8月の月次概況によると、全社売上高は前年同月比5.7%減、直営店既存店は9.1%減となった。

部門別では、直営既存店の衣服・雑貨は8.5%減、直営全店は1.3%減。直営既存店の生活雑貨は9.8%減、直営全店は4.0%減。直営既存店の食品は6.5%減、直営全店は0.9%増となった。

来客数は直営既存店が7.8%減、客単価が1.4%減。直営全店は来客数が0.7%減、客単価2.0%減だった。

新規出店は、MUJI to GOセントレア(愛知)の1店舗。

お盆の週は夏物セールを中心に好調に推移した。一方で、月初・月末の来店数が落ち込み、全体的に低迷した月となった。PET飲料や、タオルケットなどの夏物商材が苦戦、文具などの定番商品は堅調に推移した。

衣服・雑貨では、新規商品が苦戦。売上構成比の大きいカットソーが紳士・婦人ともに継続して苦戦した。

生活雑貨のファニチャーでは、昨年、価格を見直した脚付マットレスの苦戦が響いた。ケア用品が好調に推移。昨年ヒットしたアロマディフューザーの新型を発売したH&Bは好調を維持した。

食品では、調味加工は、先月に引き続き「盛岡冷麺」や「盛岡じゃじゃ麺」などの夏商材や、手づくり製菓材料が継続して好調に推移。菓子や飲料は苦戦した。 

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧