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資生堂/10月の国内販社売上2%減

2009年11月30日 / 月次

資生堂(2009年3月期売上高:6902億円)が11月30日に発表した10月の月次売上動向によると、国内販売会社の売上高は2%減となった。

10月は、店頭売上が全体的に回復基調ではないものの、カウンセリング化粧品の出荷は上期の在庫縮減や前年当月の出荷水準が低かったこともあり、メガブランドやリレーショナルブランドなどが前年を上回った。セルフ化粧品では、「ウーノ」が好調に推移したが、「アクアレーベル」や「インテグレート」は8月の新製品発売の一巡感が出たため前年を下回った。

トイレタリーでは、9月に新「スーパーマイルド」の発売や「TSUBAKI」企画品の発売に合わせ、積極的な売場づくりに努めたが、10月は9月の反動減で前年を下回った。専門店の注力店やデパートチャンネルの店頭売上は好調で、強化する店舗とブランドをチャンネルごとにターゲティングして集中的に育成し、一部チャンネルの注力店に現れている良い兆候を他の店舗やチャンネルへと拡大させるとしている。

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