流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





高島屋/2月の単体売上5.6%減

2010年03月01日 / 月次

高島屋(2009年2月期売上高:9761億円)が3月1日に発表した2月の店頭売上速報によると、高島屋単体(14店舗)の売上高は前年比5.6%減、国内百貨店子会社を含む18社の売上高は6.1%減となった。4か月連続で前年比の減少幅が改善した。

店舗別でみると、関西・関東地区ともに前年実績割れとなった。関西地区の単体6店舗の売上高は8.6%減、子会社を含む9店舗は9.1%減となった。関西地区は改装工事の影響が残る大阪店が9.8%減。関西地区で最も減少幅の少ない店舗は岐阜高島屋(4.7%減)で、減少幅がもっとも大きかったのは岡山高島屋(17.7%減)だった。

関東地区では、単体8店舗が4.0%減、子会社を含む9店舗は4.2%減となった。最も売上の減少幅が少なかったのは横浜店(1.5%減)で、減少幅がもっとも大きかったのは立川店(15.0%減)減だった。東京店は4.1%減、新宿店は6.5%減だった。

商品別では、婦人雑貨(同社分類による18店舗ベース)がほぼ前年並みを確保した。紳士服・婦人服・紳士雑貨・食料品もマイナス幅が縮小し、全体の売上が底上げされた。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧