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髙島屋/11月も低迷続き18店舗売上高は5.5%減

2008年12月01日 / 月次

髙島屋が12月1日に発表した11月の店頭売上速報によると、髙島屋単体(14店舗)の売上高は前年比5.7%減、国内百貨店子会社も含めた18店舗の売上高は5.5%減と低迷が続く形となった。主力の衣料品、高額商品の苦戦が続いているためで、食料品や季節商品のお歳暮は堅調に推移。また、食品特化型店舗である「タカシマヤフードメゾン 流山おおたかの森店」は、前年比2桁増と好調が続いている。

しかし、髙島屋本体ではエリア別の売上状況でも関東地区は単体(東京、横浜など8店舗)は5.6%減、高崎髙島屋を含む9店舗でも5.6%減となった。8店舗中伸びを確保したのは柏店(0.6%増)のみ。最も落ち込んだのは東京店で、9.3%減を記録した。

関西地区も芳しくない状況で、単体(6店舗)は5.8%減、和歌山店など子会社3店を含む9店舗でも5.4%減となった。最も落ち込みが小さかったのは岡山髙島屋(0.1%減)で、反対に最も落ち込みが大きかったのは米子髙島屋(11.8%減)だった。

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