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原信ナルスHD/4-6月の売上1.9%増、営業利益18.7%増

2010年08月17日 / 月次

原信ナルスホールディングス(2010年3月期売上高:1180億円)が発表した2011年3月期第1四半期決算によると、売上高294億5300万円(前年同期比1.9%増)、営業利益9億6100万円(18.7%増)、経常利益9億6100万円(23.4%増)、当期損失2億1900万円(前期は3億8600万円の当期利益)となった。

全店売上高は1.8%増の280億4800万円、既存店売上高は1.9%減の267億5700万円となった。

客数は全店が1.4%増の1602万人、既存店が2.1%減の1528万人、買上点数は全店で前年並みの10.8点、客単価は全店で0.4%増の1750円となった。

出店、閉店はなく、6月に原信岩上店(新潟県柏崎市・売場面積2620㎡)の改装を実施した。期末店舗数は65店舗。

部門別売上高は次の通り。青果39億9300万円(3.3%増)、精肉31億9200万円(1.9%増)、水産27億200万円(1.2%増)、惣菜26億5600万円(3.0%増)、デイリー54億9600万円(3.2%増)、加工食品82億1000万円(1.3%増)、インストアベーカリー4億3300万円(1.4%減)、住居13億円(4.2%減)、衣料品6000万円(5.8%減)

今期は新たにレジ・クーポン制度を導入。食卓をサポートするミールソリューションに適合した売場づくりに注力し、革新的な商品政策の実験に取り組み、実験結果に基づいて原信岩上店を改装した。

グループ規模と製造加工体制およびロジスティクス機能を生かして、他社が追随することが困難な価格と品質の実現を目指した商品開発の取り組みを開始した。

春先の天候不順から相場高になった野菜全般については、「野菜大放出」として、買上頻度が高い野菜を中心に低価格を推進する販売企画をタイムリーに実施し好評を得た。

通期の業績は、売上高1190億円(0.8%増)、営業利益36億円(9.2%増)、経常利益34億円(7.4%増)、当期利益10億円(29.9%減)の見通し。

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