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日本百貨店協会/7月の外国人観光客売上高は52%増

2010年08月19日 / 月次

日本百貨店協会が8月17日に発表した2010年7月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致会委員店(21社・41店舗)での免税手続き売上高は約21億1626万円、52.5%増と伸長した。

購買客数は3万8256人(41.6%増、1店舗平均933人)で、一人当たりの客単価は5万5318円(7.7%増)。

月前半は、クリアランスセール目的のお客が多く一人あたりの購買単価が若干下がったが、来店客数は、7月後半も失速することなくコンスタント伸びた。リーズナブルな婦人衣料品のまとめ買いや食料品の購入が目立った。

免税手続きカウンターの来店国別順位では中国本土、台湾、香港の順になっており、中国圏がトップスリーを占めた。

売上、客数とも昨年比を上回り、41店舗中35店舗がプラスに転じた。7月からビザ発給要件が緩和され、中国人観光客は団体客だけではなく個人客も目立っており、一部には自分で通訳を手配して旅行をする人もいた。

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