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日本百貨店協会/12月の外国人観光客売上高は52%増と好調

2010年01月25日 / トピックス

日本百貨店協会が1月22日に発表した2009年12月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致プロジェクト委員店舗(19社・42店舗)での免税手続き売上高は約16億5281万円、52.1%増と伸長した。

購買客数は2万7789人(38.4%増、1店舗平均662人)で、一人当たりの客単価は5万9477円(9.9%増)。

主に婦人服飾雑貨や婦人服、化粧品に人気が集中し、札幌ではプラダ、アルマーニなどのブランドが売上の上位を占めたほか、東京ではルイ・ヴィトンなど高額商品を購入する来店客が多く見られた。

免税手続きカウンターの来店国別順位では中国本土、台湾、香港の順になっており、中国圏がトップスリーを占めた。

12月は11月に続き、売上・来客数とも改善し42店舗中37店舗が増加を記録。中国からの入国に加え、韓国の復調もあり訪日客数全体を押し上げた。

また、クリスマス前に家族連れが増え買い廻りが多かったことも要因の一つとなったとしているが、東京での銀聯カードキャンペーンは来店客には好評だったが、売上増にはつながらなかったと見られている。

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