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良品計画/8月の売上2.1%減

2010年09月02日 / 月次

良品計画(2010年2月期売上高:1643億円)が9月2日に発表した8月の月次概況によると、全社売上高は前年同月比2.1%減、直営店既存店は11.6%減となった。

部門別売上高では、衣服・雑貨は直営既存店が27.6%減、直営全店は19.9%減だった。生活雑貨は直営既存店が3.8%減、直営全店は6.3%増で、食品は直営既存店が5.8%増、直営全店は15.0%増だった。

来客数は直営既存店が4.7%減、直営全店が4.7%増、客単価は直営既存店が7.2%減、直営全店は6.8%減だった。8月は1店舗を出店した。

都心部店舗が低迷する一方で堅調に推移してきた郊外SC店舗だったが、8月はセール商品の在庫薄などが影響し、都心部店舗同様に低迷した。

衣服・雑貨は、五分袖、七部袖などの動向の良いアイテムも見られた初秋物の構成比が高まり、客単価の落ち込みは歯止めがかかってきた。一方、夏物セール品の在庫薄により大きく苦戦。

生活雑貨は猛暑の影響で新規投入した秋物アイテムの動向が鈍く、価格プロモーションや処分品などの低価格品の動向が堅調。特に、ふとん、枕といった寝装寝具や白物家電が苦戦した。
価格プロモーションでは、スリッパ、クッションや脚付ポケットコイルマットレスなどが好調。

食品は、飲料が全国的な猛暑の影響で好調に推移。カレー関連商品を中心とするレトルト商品が引き続き好調だった。

■月次グラフ
https://www.ryutsuu.biz/month/c0411003.html

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