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良品計画/11月の売上4.2%増、直営既存店2.7%増

2010年12月02日 / 月次

良品計画(2010年2月期売上高:1643億円)が12月2日に発表した11月の月次概況によると、全社売上高は前年同月比4.2%増、直営店既存店は2.7%増となった。
部門別売上高では、衣服・雑貨は直営既存店が1.9%減、直営全店は5.3%増だった。生活雑貨は直営既存店6.2%減、直営全店は0.5%増で、食品は直営既存店が0.9%増、直営全店は6.4%増だった。
来客数は直営既存店が2.3%減、直営全店が5.0%増、客単価は直営既存店が1.9%減、直営全店は2.2%減だった。11月は、4店舗を出店した。
全体的には、月の前半にアウターウェアや、ファニチャーが好調に推移し客単価が上昇した。後半は、「良品は円高還元」週間により堅調に推移したが、中盤の低迷が響き、直営既存店は昨年値には未達だった。
衣服・雑貨は気温の低下に伴い、「首のチクチクを抑えたタートルネックセーター」や「ぬくもりインナー」など戦略商品の売上が伸びた。季節商材ではマフラーやタイツが好調だった半面、バッグやシューズの売上が低迷した。
生活雑貨は、月初の配送料無料キャンペーン、後半の「良品は円高還元」週間により、布団やベッドやソファなど高単価の商品の売上が堅調だった。しかし、全体の底上げまでには至らず。新規のクリスマスギフト関連商品が好調に推移している。
食品は、茶葉や半生菓子、「自分でつくるヘクセンハウス」などクリスマス限定の製菓キットが好調に推移した。一方、レトルト商品の人気が一巡し調味加工品の売上が苦戦した。
なお、12月の新規出店は国内2店舗、海外2店舗で、12月末現在の店舗数は、国内362店舗(直営店237店舗、ライセンス・ストア68店舗、西友インショップ57店舗)、海外133店舗(直営店81店舗、ライセンス・ストア52店舗)となり、国内・海外を含め495店舗となる。
■月次グラフhttps://www.ryutsuu.biz/month/c0411003.html

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