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日本チェーンストア協会/3月の販売額は2か月連続増で0.3%増

2011年04月25日 / 月次

日本チェーンストア協会が4月25日に発表した3月のチェーンストア販売概況(会員企業62社、8045店)によると、総販売額は店舗調整後の前年同月比0.3%増の1兆105億円となり、2か月連続の増加となった。
部門別の販売額では、食料品6536億円(3.5%増)となり、衣料品906億円(16.0%減)、住関品2003億円(0.3%減)で、サービス36億円(5.7%減)、その他622億円(1.6%減)となった。
3月度は、震災後の消費マインドの低下や計画停電の影響等から衣料品の動きが鈍かったものの、食料品の動きが良かった。
衣 料 品は、気温が低く春物商品の動きが鈍かったことに加え、震災後の消費マインドの低下や計画停電の影響から苦戦した。
食品では、震災後の需要の高まりにより、米、カップラーメン、飲料水、缶詰は好調。インスタントコーヒー、パンは好調だが、アイスクリームは不調。生産工場の被災、計画停電の影響から牛乳、ヨーグルト、納豆は不調だった。
住関品では、日用雑貨品で、震災の影響から、乾電池、懐中電灯、ガスボンベ、ローソク等防災関連商品が好調となった。
売場面積は2429万7710㎡(5.2%増)、売場1㎡当たり売上額4万1590円(1.6%減)。従業員数42万6172人(6.1%増)だった。

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