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日本百貨店協会/10月の売上0.5%減の5109億円

2011年11月19日 / 月次

日本百貨店協会が11月18日に発表した10月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象86社・253店舗)の売上総額は約5109億円(前年同月比0.5%減)となった。

10月は、中旬に夏日を記録するなど不安定な天候によって、一部季節商材が苦戦する場面もあったが、気温低下とともに主力の秋冬物ファッションが活発に動き売上を下支えした。
地方物産展等の各種催事が例年以上に積極展開されたことも集客面でプラス要素となったが、ここ数か月好調を維持してきた高額商材が大都市旗艦店を除き一服したことなどもあって、前年実績には僅かに届かなかった。
地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市売上動向は0.7%減で4か月連続のマイナス。
北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は0.2%減と3か月連続のマイナスとなった。
衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、衣料品が8か月ぶり、雑貨が3か月ぶりのプラス(前年並)となった。

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