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日本百貨店協会/2月の売上0.4%減の4331億円

2012年03月20日 / 月次

日本百貨店協会が3月19日に発表した2月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象86社・253店舗)の売上総額は約4331億円(前年同月比0.4%減)となり、2か月連続でマイナスとなった。

2か月連続の前年同月比マイナスだが、減少幅は0.4%とほぼ前年並みに推移した。2月は、1月と同様全国的に強い寒気の影響を受けて、冬物衣料や帽子・手袋等の防寒アイテムが好調に推移したものの、本格展開がスタートした春物商材には動きが見られなかった。

雨や雪など天候不順と併せてインフルエンザの流行なども重なり、外出を控える傾向が強まったことから、入店客数にも若干の影響を受けた。

地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市売上動向は0.3%減で2か月連続のマイナス。

北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は0.6%減で2か月連続のマイナスとなった。

衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、雑貨が4か月ぶり、食料品が8か月ぶりのプラス。マイナスは衣料品、身のまわり品、家庭用品だった。

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