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日本百貨店協会/5月の売上2.4%減の4820億円

2011年06月17日 / 月次

日本百貨店協会が6月17日に発表した5月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象86社・255店舗)の売上総額は約4820億円(前年同月比2.4%減)と3か月連続のマイナスとなった。

5月は、基調的には、震災による自粛ムードが薄れ消費マインドの回復傾向も見られたが、一部高額消費に対する慎重姿勢が残っているほか、異例に早い梅雨入りや月末の台風接近など天候不順が続き集客に影響したこと、土曜日が前年に比べ1日少なかったことなどから、4月と同様に前年実績を若干下回る結果となった。
地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市売上動向は2.7%減で3か月連続のマイナス。
北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は1.8%減と3か月連続のマイナスとなった。
衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、食料品が3か月ぶりのプラス。マイナスは衣料品、身のまわり品、雑貨、家庭用品。
また、家電、その他食料品が3か月ぶり、惣菜が7か月ぶりにプラスとなった。
総店舗面積は637万7044㎡(2.4%減)、総従業員数は9万157人(5.7%減)となった。

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