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日本百貨店協会/12月の売上0.6%増の7318億円

2012年01月19日 / 月次

日本百貨店協会が1月19日に発表した2011年12月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象86社・254店舗)の売上総額は約7318億円(前年同月比0.8%増)となり、6か月ぶりにプラスとなった。
12月は、全国的に寒気が強まり、太平洋側を中心に晴れの日が続くなど、季節需要を喚起する天候要因が大きく影響して、この時期主力の冬物重衣料を中心に、服飾雑貨を含めたファッション商材全般が好調に推移した。
クリスマスケーキやおせちなどの季節商材が活況であったほか、高級時計や輸入特選雑貨などの高額商材についても引き続き好調を維持している。
地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市売上動向は0.9%増で6か月ぶりプラス。
北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は0.7%増と5か月連続のプラスとなった。
衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、衣料品が2か月ぶり、身のまわり品が5か月ぶりのプラス。マイナスは雑貨、家庭用品、食料品。
紳士服・洋品、婦人服・洋品、化粧品が2か月ぶり、子供服・洋品が4か月ぶり、美術・宝飾・貴金属、菓子が2か月連続、惣菜が8か月連続のプラスとなった。

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