流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本フードサービス協会/2月の売上は1%増

2012年03月26日 / 月次

日本フードサービス協会が3月26日に発表した2月の外食産業市場動向調査によると、外食産業の2月度売上状況は、対前年1.0%増となった。

ファーストフード、ファミリーレストランが堅調に推移し、ディナーレストランは4.3%増と売上を大きく伸ばした。今年は閏年であったが建国記念日が土曜日と重なり、昨年に比べ土・日・祝日が1日少なく、売上増にはさほど寄与しなかった。

ファーストフード業態は売上高は1.9%増と6か月連続して前年を上回った。業種別では、洋風が新メニューやキャンペーン商品の投入で売上を0.2%増と伸ばしたが、低温と降雪の影響がマイナスに作用し、好調だった前年ほどには伸びなかった。

ファミリーレストラン業態の売上高は0.7%増で、和風は売上3.3%増、中華も7.1%増となった。食べ放題や温かいメニュー、無料券キャンペーン等が奏功し、前月に引き続き好調でFR業態を牽引した。

パブ・居酒屋業態は、売上4.5%減。ディナーレストラン業態は、売上高4.3%増と昨年9月以降6か月連続して前年を上回っている。鍋料理の店舗は例年以上の寒さがプラスに働き、イベントやセールも奏功した。

喫茶業態は、売上高3.5%増、客数3.5%増となった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧