流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本フードサービス協会/3月の売上は13.1%増

2012年04月25日 / 月次

日本フードサービス協会が4月25日に発表した外食産業市場動向調査によると、外食産業の3月度売上状況は、前年同月比13.1%増となった。

東日本大震災から1年を迎えた3月は、全国的に雨天日が多かったが、平均気温は昨年よりやや高めに推移し、休祝日が1日多かったことと前年からの反動もあり、各業態が数字を伸ばした。

特にパブ/居酒屋やディナーレストランなど比較的客単価の高い業態では、昨年自粛されていた宴会需要が増え、売上が大きく伸びた。

ファーストフード業態は売上高は10.1%増となった。業種別では、洋風が積極的な新メニューの投入やキャンペーンの展開を行ったものの悪天候がマイナスに作用し、売上の伸びは7.8%増に留まった。

ファミリーレストラン業態の売上高は13.2%増と好調。総じて昨年の震災の反動で上向き基調だが、店舗によっては客単価が下がり売上が伸びなかったところもある。焼き肉は、販促キャンペーン等により好調を取り戻した店舗がある一方、低迷から抜けきれない店舗では販促の模索を続けている。

パブ・居酒屋業態は、売上23.6%増。ディナーレストラン業態は、売上高32.3%増と大幅の伸びを示した。喫茶業態は、売上高11.6%増となった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧