流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





三陽商会/4月の店頭販売額19%増

2015年05月14日 / 月次

三陽商会が発表した4月度商況によると、4月の店頭販売額(前売)は前年対比で19%増、前々年対比でも13%となった。

4月は百貨店を中心に消費税増税直後に大きな苦戦を強いられた前年実績との比較になったこともあり、概ね順調な推移となった。

昨年の消費税増税後に売上を落とした高単価商品が今年は好調に推移し、紳士服では、スプリングコートが数量前年比で43%増、スーツは24%増、婦人服でもスプリングコートが48%増、ワンピースが10%増と大きく売上をけん引した。

高単価商品の売上が好調だった影響もあり、4月における販売平均単価は紳士服、婦人服ともに1割以上増加した。

その反面、激しい寒暖差が要因となり、婦人服ではカットソーやブラウスなど、初夏物カジュアルウェアの動きがやや低調で、それらのアイテムでは前年実績を若干割り込む状況となった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧