流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イトーヨーカ堂/埼玉県越谷市にディスカウントストア新設店オープン

2009年11月16日 / 店舗

イトーヨーカ堂は11月20日、埼玉県越谷市に「ザ・プライスせんげん台店」をオープンする。

ディスカウントストア「ザ・プライス」として11店舗目で、同日開業する近隣型商業施設(NSC)「セブンタウンせんげん台」の核店舗に配置し、「ザ・プライス」初の新設型でオープンする。

規模は店舗面積約2,770㎡、社員数20名で対応し、売上目標25億円(開業後1年間)を見込んでいる。

これまでのザ・プライスで実施してきたローコスト運営をより強化し、一般食品と日配品の部門管理を統合して、担当する従業員数を従来の半分に削減している。

さらに、商品補充や生鮮品の売場管理、会計レジ業務まで含めた教育を徹底することで、従業員一人当たりの生産性向上とバックヤードの冷蔵設備や厨房機器等を標準化、仕様の見直しを徹底することで、従来の同規模店舗に比べ、開業に伴う初期投資額を約3割削減した。

また、ザ・プライス店舗で初となるセルフレジ(開店時は未導入、今期中に6台導入予定)を順次、導入して会計レジ業務の人件費を削減する。

さらに、ディスカウント業態向けの低価格プライベートブランド商品「ザ・プライス」を109品目(食品75、暮らしの品34)導入し、品質基準を遵守しながら、全ての生産工程の見直しを図ることで一切の無駄を排除している。

機能や包材など、必要な要素に絞ってコストダウンを徹底したことで、ナショナルブランドメーカーの商品と比べ、約3~5割安の価格を実現した。

生鮮食品では、マーケットの特性から、既存の「ザ・プライス」店舗よりもグレードの高い商品の品揃えを強化し、仙台黒毛和牛のA4等級や生本マグロなど、良質な商品を低価格で販売するとともに、「規格外」商品も揃え、鮮度感と低価格の充実を両立する。

また、青果や鮮魚では、近隣市場からの直接買い付けにより流通コストを削減し、当日納品・売り切りを徹底することで、廃棄ロスを削減し、一般食品や日配品は、新発売や話題商品などの売れ筋に特化し、従来の約6割に絞り込むことで商品の回転率を向上させる。

なお、購買頻度の高い食料品や暮らしの品は、平均価格帯をイトーヨーカドーより1~3割程度安く設定している。

店舗概要
店舗名称:ザ・プライスせんげん台店
所在地:埼玉県越谷市千間台東2-707(セブンタウンせんげん台1階)
開店日:2009年11月20日(金)
店長:井上政明
扱い商品:食料品、暮らしの品
営業時間:9:00~21:00(通常期)
商圏設定:7.3万人・2.8万世帯(半径2km)

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧