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セブン&アイ/自社開発のドラッグストア1号店オープン

2009年08月06日 / 店舗

セブン&アイ・ホールディングスは8月6日、グループ初の自社開発ドラッグストア「セブン 美のガーデン」船橋店をイトーヨーカドー船橋店(千葉県船橋市)西館1階に開店した。

<開店したセブン 美のガーデン船橋店>
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売場面積は約930㎡で、従業員32名(社員5名、パート社員27名)で、薬剤師7名、登録販売者1名、福祉用具専門相談員3名を配置している。販売商品は、医薬品、カウンセリング化粧品、ビューティーケア商品、ヘルスケア商品、日用品、介護用品などで、初年度売り上げ目標は10億円。

セブン 美のガーデンは、セブン&アイとアインファーマシーズ(札幌市)の合弁会社、セブンヘルスケアが運営するドラッグストア。医薬品、カウンセリング化粧品、ビューティーケア関連商品、ヘルスケア関連商品など約1万5000品目を販売する。

品揃え面では、アインファーマシーズグループでコスメ・ドラッグのセレクトショップ「アインズ&トルペ」が持つ、ビューティーケア商品の企画・開発力、販売ノウハウを取り入れて一般化粧品を拡充し、従来は扱っていなかったフレグランスやスキンケア商品なども導入。

売場づくりや店内装飾も、ショップイメージの緑で統一し、GMS業態では手薄だった20~30代の女性層の来店拡大を狙う。

商品開発面では、今後セブン&アイグループのプライベートブランド商品「セブンプレミアム」の開発手法をベースに、アインファーマシーズの専門性を活用して、安全・安心かつリーズナブルな医薬品の開発に着手する。

出店面では、2009年度中に首都圏のイトーヨーカドー数店舗に出店し、2010年度からはイトーヨーカドー179店舗(7月末現在)内の医薬品・化粧品・介護用品事業と、アインファーマシーズグループの郊外型ドラッグストア「アインズ」約20店舗の事業を、順次セブンヘルスケアに移管して業容を拡大する。

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