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アインファーマシーズ/5-10月は医薬事業好調で増収増益

2010年12月02日 / 決算

アインファーマシーズが12月2日に発表した2011年4月期第2四半期決算によると、売上高618億4000万円(前年同期比3.5%増)、営業利益34億1700万円(20.1%増)、経常利益34億6900万円(25.6%増)、当期利益16億9700万円(25.8%増)となった。
医薬事業の売上高は544億900万円(2.9%増)となり、セグメント利益44億8500万円(19.3%増)となった。
当初の出店計画に時期的な遅れが生じたものの、売上高は、4月の薬価と調剤報酬改定の影響を新規出店により補い、後発医薬品調剤体制加算などによる技術料比率の変化や薬局運営の効率化を実現し増益となった。
グループ全体で合計11店舗を出店、4店舗を閉店した結果、グループの稼動調剤薬局総数は404店舗となった。
物販事業の売上高は、73億1500万円(9.0%増)、セグメント損失は1億800万円(前期は1億9800万円の経常損失)となった。
主力の都市型ドラッグストア「アインズ&トルペ」の開発を全国主要都市に推進するとともに、MDの改善、販売管理費の抜本的見直しにより、販売力及び収益力強化に努めた。
セブン&アイ・ホールディングスグループとの一部物流統合により、仕入価額の低減が実現し、既存店の業績は、売上高・利益水準とも、総じて前年同期間を上回った。
都市型ドラッグストア「アインズ&トルペ」をJR東京駅構内「東京駅店」、札幌市中央区「大通ビッセ店」、東京都武蔵野市JR吉祥寺駅前「コピス吉祥寺店」の3店舗を出店し、コスメティックショップ1店舗を閉店し、ドラッグストア店舗総数は51店舗となった。
通期の業績は売上高1320億円(5.2%増)、営業利益78億円(20.1%増)、経常利益76億5000万円(20.2%増)、当期利益38億2000万円(22.0%増)の見通し。

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