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松屋/浅草店4階以上の営業を終了

2009年12月21日 / 店舗

松屋は12月21日、浅草支店の営業面積の縮小を行うと発表した。来年の5月末日で4階以上のフロア営業を終了し地階から3階の営業に専念する。

浅草支店は1931年の開店以来、関東初のターミナル百貨店として東武浅草駅で営業を行ってきた。厳しい経済環境下では、単店舗黒字化への転換が難しい状況にあり、営業力強化のため投資を実施しても、投資回収見込みは困難であると想定される。

今後の銀座本店における営業力の強化などを考慮し、経営効率化の観点から経営資源の選択と集中を図ることにより収益力の向上を目指すべきであると判断。収益効率の高い地階から3階(2階は東武浅草駅)の営業に専念する。
 
浅草支店は約1万9000㎡の店舗でフルアイテムの百貨店として展開してきた。今後は、地元の顧客に加え「浅草寺」や2012年春に開業を予定している「東京スカイツリー」などを訪れる来街者の利便性とニーズに合った店づくりを目指していく。実際には、地階から3階(2階は東武浅草駅)の3フロア体制へとスリム化し、「食品・衣料・雑貨」に特化を図り、143期(2012年2月期)の単店舗黒字化を図る。 

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