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京都ファミリー/リニューアル、ジャスコ売場縮小

2010年09月10日 / 店舗

日本リテールファンドは9月10日、同社が保有するショッピングセンター(SC)「京都ファミリー」(京都府京都市)の核テナントであるイオンリテール(イオン)と協議を行い、イオンとの賃貸借契約を変更し、イオンが賃貸部分の一部を同社に返還することに関して合意したと発表した。

これまでジャスコが同SCの1階と2階の一部を賃借してしていたが、2階部分を返還する。返還部分については、同社が新規テナントを導入して独自にリニューアルを行う。

<リニューアルの概要>

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イオンが賃貸していたジャスコ区画の一部を返還し、新たなテナントを導入(総賃貸可能面積の約15%)することが、SCの活性化につながると判断したため。

現賃貸借契約の契約期間は1 年ごとの自動更新であったが2015年9月30日までとし、現行の賃料から1階が2階より売上げ効率が高いことを考慮した上で、賃料など単価を改定、6か月毎の売上歩合賃料を新たに導入する。

リニューアルでは、新規テナントとして大型専門店が入居する予定で、賃貸面積は3043㎡、リニューアル費用の概算額は、建物設備改修工事などで約7500万円を計画する。

リニューアル後のSC全体の年間売上目標額は120億円(2009年度は103億円)。年間想定不動産賃貸事業収入は約12億5000万円を予定している。

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