バルス/上海初の路面店「Francfranc上海新天地店」出店
2010年12月03日 / 店舗
Francfrancを中心に雑貨専門店を運営するバルスは12月3日、上海の商業施設「新天地スタイル」に初の路面店となる「Francfranc上海新天地店」を出店した。上海での出店は3店舗目。
<Francfranc上海新天地店の店舗イメージ>
「新天地スタイル」は、中国本土を中心に大規模な都市再開発を行うShui On Land(シュイオン・ランド)社が開発した商業施設。
バルスはこのほど、シュイオン・ランド社とWinnington Capital社の共同開発である上海瑞虹新城Project(RXHC Project)について、上海瑞虹新城有限会社と業務提携をし、提携の一環として出店した。
Shui On Land社が開発中のRXHCProjectは、上海で計画される中心的な複合開発で、2016年までに約45万㎡の敷地にマンション、商業施設、並びにオフィスなど、延床面積約170万㎡の開発が計画されている。
バルスグループが提案するライフスタイルの中国市場における浸透を企図し、本プロジェクトにおいて予定される約1万戸のマンション購入者へのサービス提供や旗艦店の出店などについて相互の協力関係を築くという。
来秋にかけて家具をはじめとしたインテリア商品群の開発に注力し、Francfrancが提案するライフスタイルを、上海を皮切りに中国の大都市に展開を図っていく方針だという。
シュイオン・ランド社は、上海新天地のほか杭州天地、重慶天地、武漢天地など多くの開発を手掛けており、今後、これら他の大都市への出店も視野に同社との取り組みを進める計画だ。
また、2014年初めに、上海における旗艦店として商業エリアの中央区画に約2680㎡、3フロア(地下1階、1階、2階)からなるFrancfranc最大の店舗の出店を予定する。
そのほか、RXHC Projectへの上海未出店の日本ブランド誘致にバルスが協力することで、プロジェクトにおける日本ブランド間のシナジーを狙うという。
バルスは2010年3月に上海の伊勢丹に商品供給する形で出店、6月に上海に現地法人を設立し、伊勢丹内店舗を現地法人の直営に転換した。8月には、地下鉄の駅に隣接した商業施設メトロシティに2号店を出店している。
店舗概要店名:Francfranc Xintiandi Shop売場面積:約473㎡
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