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ミニストップ/4月中に被災地域の全店で営業再開

2011年04月23日 / 店舗

ミニストップは、4月中に東日本大震災の被災地域のミニストップ全店舗で営業を再開する。
<店舗の復旧活動の様子>20110422ministop.jpg
震災当初は、津波による浸水、停電、断水、商品落下、建物損壊等により休業となる店舗があり、3月14日時点では、東北地方と茨城160店で一時休業となった。
震災発生翌日の3月12日に、現地対策本部に役員を含む12名の幹部社員を派遣、これまでに本部社員延べ115名を被災地に派遣し、復旧活動に取り組んだという。
営業部門では、現地のSA(ストアアドバイザー=店舗経営指導員)とともに、チーム別に復旧活動をを実施。
3月11日~12日に、現地SAが安否確認、情報収集や復旧活動手段の確保をした。13日~3月15日には、応援隊も加え、加盟店の安否確認、営業店舗の支援、商品の配送を実施。16日からは、営業店舗の支援、震災被害の大きい店舗の清掃・瓦礫撤去を開始した。
建設部門では、取引先の協力のもと、本部社員(建設・開発部)と取引先による合同チームを編成し、建物の安全確認および応急補修工事を実施。3月12日以降、延べ105名(本部社員35名、取引先70名)による復旧活動を実施した。
津波により宮城県岩沼市にある仙台定温センターと弁当工場の被災により、加盟店に商品を供給する物流網が寸断された。
関東地区でも原材料メーカー、工場、配送センター等が一部被災し一時的に商品供給力が低下。また、交通渋滞、燃料不足、計画停電等も影響し、品薄状態が発生した。
このような状況を打開するため、イオングループの連携と業界の枠を超えた対応を実施し、全国より商品供給を実施したという。

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