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ビックカメラ/有楽町店に自社運営のカフェを導入

2015年01月07日 / トピックス商品店舗

ビックカメラは1月8日、JR有楽町駅前の旗艦店「ビックカメラ有楽町店」7階に「キーズカフェビックカメラ有楽町店」をオープンする。

<キーズカフェビックカメラ有楽町店>
キーズカフェビックカメラ有楽町店

ビックカメラとして初めての飲食店事業で、キーズカフェビックカメラ有楽町店は、店舗面積約133㎡、45席を配置した。「Apple製品修理受付コーナー」を併設しており、客席のうち11席はApple製品修理受付とした。

<商品の一例>
商品の一例

キーズカフェは2010年から、キーコーヒーが展開する新しいパッケージカフェ。「Casual But Authentic~ひと味違う、ひとときを~」をコンセプトに、ネルドリップで抽出した「氷温熟成珈琲」を提供するのが特徴。

フランチャイズチェーンと異なり、加盟金やロイヤリティが必要ない契約を採用。看板、メニュー、ネルドリップの抽出機、スーパーバイザーを提供し、従業員の教育もキーコーヒーが担当する。

<提供メニュー>
提供メニュー

「氷温熟成珈琲」以外のメニューは、加盟店が自由に選べ、個人営業の喫茶店経営者から、飲食店へ初参入する法人事業者まで、幅広い業種に対応する。

<Apple製品修理受付コーナー>
Apple製品修理受付コーナー

<サンドイッチなど軽食も提供>
サンドイッチなど軽食も提供

Apple製品修理受付コーナーとキーズカフェビックカメラ有楽町店は、共にビックカメラの従業員が運営。自社社員が運営する店舗のため、両方のサービスを受けることができる。

<堀越部長と小澤常務>
堀越部長と小澤常務

カフェの導入を担当したビックカメラの堀越雄執行役員広告宣伝部長は、「従来から、有楽町店では休憩スペースがほしいという要望が高かった。今回、7階に大きなスペースを確保できたため、Apple製品修理受付を併設し、休憩スペースを併設したカフェを導入できた。自社運営のため、カフェの注文がなくても座ることもできるのが利点の一つだ」とあいさつした。

自社運営のため、Free Wi-Fiサービスのほか、アップルの修理利用のお客は100円引き、ビックポイントでの支払いにも対応する独自サービスも展開する。

<支払いは各種電子マネーに対応>
支払いは各種電子マネーに対応

Apple製品修理受付は1日平均で約100人の来店があり、修理受付の利用者の来店のほか、有楽町店を利用するさまざまなお客の利用が見込まれる。

<ドリンクのメニュー>
ドリンクのメニュー

ビックカメラは「お客様サービスの充実の一環として、カフェを導入した。客数・客単価・売上といった目標は特には設けていない。サービスとして好評であれば、他店での展開も検討したい」という。

<スフレパンケーキなどスイーツも充実>
スフレパンケーキなどスイーツも充実

これまで、ビックカメラでは新宿の「ビックロ」と赤坂の「赤坂見附駅店」にテナントとしてカフェを導入している。

堀越部長は赤坂見附駅店のオープン時の店長を経験しており、「カフェがあることで、家電製品を購入するお客様が、パンフレットを持ってカフェを利用する姿が多くみられた。商品購入について、ゆっくりと店舗で検討できる環境につながっている。ただ、テナントでは自社でメニューが作成できず、お客様のさまざまな要望に対応できなかった。自社運営のカフェを導入することで、提供メニューを含め、より充実したサービスを提供したい」と語る。

<ビックカメラ店頭ではコーヒーマシンとコーヒーを併売>
ビックカメラ店頭ではコーヒーマシンとコーヒーを併売

キーコーヒーの小澤信弘取締役常務執行役員は「キーズカフェの特徴は、フランチャイズチェーンの同じメニュー、パッケージと異なり、ボランタリーチェーンのように、オリジナルメニューを作れる点にある。今後は、ビックカメラの要望も踏まえて、新たなメニューづくりにも協力したい」と語った。

店舗概要
所在地:東京都千代田区有楽町1-1-1
ビックカメラ有楽町店7階
営業時間:10時~22時
店舗面積:約133㎡(Apple製品修理受付含む)
席数:45席(うち11席はApple製品修理受付)

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