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楽天、宮崎県/楽天カフェとアンテナショップで初の共同販促

2015年01月16日 / トピックス商品店舗

楽天と宮崎県は2月1日~28日、「宮崎県キャンペーン」を開催する。

楽天市場が推進する地域活性の取り組みの一環で、今回は、宮崎県をPRする。

<宮崎県キャンペーン>
宮崎県キャンペーン

楽天カフェが地方自治体と共同キャンペーンを実施するのは、はじめて。今回は、楽天のグループ企業スポットライトが提供するチェックイン型サービスの「楽天チェック」を活用する。

楽天チェックは、来店するだけで楽天スーパーポイントが貯まるスマートフォンサービスで、期間中、渋谷の「楽天カフェ」に来店すると20ポイント、「新宿みやざき館KONNE」に来店すると20ポイントを付与。両店に来店すると10ポイントのボーナスポイントが付与される。さらに、新宿みやざき館KONNEの店舗に関するアンケートに答えると抽選で1000ポイントを進呈する。

<みやざき犬>
みやざき犬

日高大介宮崎県オールみやざき営業課課長補佐は「2011年にデビューしたゆるキャラのみやざき犬関連商品の売上高は、露出と認知度を高めることで2012年8448万円から2013年には3億8709万円に拡大した。今回、楽天とともに1か月間、キャンペーンをすることで、宮崎県そのものの露出度を高めていきたい」と語る。

<みやざき犬関連商品の売上>
みやざき犬関連商品の売上

キャンペーン期間中は楽天カフェのメニューとして、宮崎の焼酎、チーズケーキ、ごぼうチップス、野菜スムージー、九州パンケーキなどを販売する。利益を追求しない地方自治体の取り組みのため、売上、客数に具体的な予算はない。

キャンペーンで活用する楽天チェックでは、楽天カフェと新宿みやざき館KONNEの来店者数、両店の回遊率、アンケート回答数を把握することができる。楽天チェックの実績を、今後のキャンペーンに活かしていきたいという。

楽天市場では、インターネットによる経済活性、地域活性を一つのテーマに掲げる。2010年には、宮崎県と連携協定を締結しており、現在、全国の18の地方自治体と協定を締結する。

これまでも、38の地方自治体と業務連携をしており、地元企業の出店支援や県産品の国内外に向けた情報発信を行っている。今後も、楽天市場を中心に、楽天トラベルや楽天チェックなどグループのサービスを含めて、地方自治体との取り組みを拡大したいという。

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