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ヨドバシカメラ/5月中旬からSIMフリー専門カウンターを設置

2015年04月14日 / トピックス商品店舗

ヨドバシカメラは4月14日、東京・秋葉原の「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」に5月中旬から、SIMカードを専門に販売する「ヨドバシカメラSIMフリーカウンター」を開設すると発表した。

<ヨドバシカメラSIMフリーカウンター>
ヨドバシカメラSIMフリーカウンター

5月から適用されるSIMロック解除の義務化を受けて、SIMカードの多様な利用ニーズが生まれることに対応したもの。

<取扱予定のキャリア>
取扱予定のキャリア

現在のSIMフリー売場では、複数のキャリアを比較したプラン提案や複数のキャリアを開通できるサービスがなく、アフターサービスが不十分となっている。

SIMフリーカウンターを開設することで、複数のキャリアを比較したプランの提案、複数のキャリアの設定・開通作業サービス、アプリの提案、アフターサービス業務を提供する。

<発表会>
発表会

ヨドバシカメラの日野文彦常務取締役販売部長(写真左)は「今年はSIMフリー元年だと位置付けている。いち早く多様なサービスを提供することで、他社との競争に打ち勝つ」と語る。

同業他社や異業種を含め、さまざまな企業がSIMフリーの市場に参入しているが、他社が端末や料金プラン、アプリをセットで提案するのに対して、ヨドバシカメラは、端末、料金プラン、アプリを、顧客のニーズに合わせて細かく提案できるのが、最大の強みだという。

<現在のSIMフリー売場>
現在のSIMフリー売場

SIMフリーカウンターは秋葉原を皮切りに、梅田、博多、京都、札幌、横浜、新宿西口などの大型店にも導入する。従業員の研修が必要なため、1~2か月ごとに1、2店程度を拡大し、年内に10店に導入する。将来的には、小型店を含め全21店にカウンターを設置する計画だ。

同日は、提携するワイヤレスゲートと、音声通話とデータ通信が可能なSIMカード「ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE音声通話プラン」の発表を行った。

全国約4万か所のWi-Fiスポットが利用できるワイヤレスゲートのWi-Fiサービス「ワイヤレスゲートWi-Fi」と、NTTドコモから直接借り入れたXi(LTE)網と3G網(FORM)が併用可能な音声通話付きのSIMカード。新規契約時におけるMNP(携帯電話番号ポータビリティ)転入にも対応しているため、現在、利用する携帯電話番号を変更することなく利用可能だという。

利用プランは、通信速度や通信容量に応じて月額1300円~月額3500円までの4つの料金体系を用意した。

ワイヤレスゲートの池田武弘CEO(写真中央)は「ヨドバシカメラさんのSIMフリーカウンターで、優先的に紹介されるサービスではないが、是非、販売員やお客様から支持される使い勝手の良いサービスに成長させていきた」と語った。

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