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伊藤忠商事/米SoftScienceブランドの独占輸入販売権取得

2015年07月21日 / トピックス商品店舗海外

伊藤忠商事と伊藤忠ファッションシステム(IFS)は7月21日、米国SoftScience社とコンフォートシューズブランド「SoftScience(ソフトサイエンス)」の日本とアジア5か国(シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン)における独占輸入販売契約を締結したと発表した。

<商品の一例>
商品の一例

日本市場では、ドウシシャを通じ、2016年春夏シーズンから本格販売を開始。老若男女を問わず、お洒落なライフスタイルを楽しむ購買層をターゲットに、新しいカテゴリーのコンフォートシューズとして、セレクトショップ、有力百貨店、専門店を中心に展開する。

伊藤忠商事のブランドビジネスにおける経験とノウハウとIFSのマーケティング力と、ドウシシャの日本市場における多様な販売ネットワークの融合により、5年後には小売上代ベースで売上10億円を目指す。

「SoftScience」ブランドは、クロックス社の創業者の一人で、技術者でもあるScott Seamans(スコットシーマンズ)氏と同社元CEOのJohn Duerden(ジョンデュエーデン)氏によって、2013年に米国カリフォルニア州サンディエゴで創設された。

軽量で防臭効果に優れたクッション性の高い独自開発の素材「Trileon(トライリオン)」を使い、つま先からかかとにかけて体重の負荷を分散し、足への負担を最小限に抑える「Levelast Universal Comfort Platform(レべラストユニバーサルコンフォートプラットフォーム)」と呼ばれる独自開発のインソール型を使用しているのが特徴。

自然で健康的な歩行をサポートするとともに、高いデザイン性も兼ね備えたコンフォートシューズブランドとして、2014年春夏シーズンの展開開始以来、瞬く間に全米で注目を集めるなど、高い人気となっている。

アジア市場では、経済成長を背景に、より充実したライフスタイルを求める傾向が強まっている。まずは、日本市場で「SoftScience」ブランドの認知度拡大とブランド価値の向上を図り、その後、アジア5か国についても順次、展開を開始する予定だ。

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