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EXPOCITY/11月19日、8つの大型エンタメ施設と305店で開業

2015年08月03日 / トピックス商品店舗

三井不動産は11月19日、大阪府吹田市の万博記念公園に日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」を開業する。

<EXPOCITYの完成イメージ>
EXPOCITYの完成イメージ

「EXPOCITY」は、大阪の中心部からほど近い大阪モノレール「万博記念公園駅」前の敷地面積約17万2000m2に広がる、8つの大型エンターテインメント施設と全305店の「三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY」からなる、エンターテインメントとショッピングが融合した大型複合施設。

<現在のEXPOCITY>
現在のEXPOCITY

延床面積は約22万3000m2で、店舗面積は約7万1000m2。

店舗面積は、ららぽーとTOKYO-BAY約10万2000m2、ららぽーと横浜約9万3000m2、三井ショッピングパークアルパーク約9万200m2、ららぽーと富士見約8万m2、三井ショッピングパークラゾーナ川崎プラザ約7万9000m2に続く規模。

現在の旗艦店の位置づけであるららぽーとTOKYO-BAYの年間来場者数は約2600万人だが、EXPOCITYの定常年度(開業2~3年後のオープン景気終了後)の来館者数で約1700万人を目標とした。

売上高は非公開とした。三井不動産が運営する商業施設で最大の売上の施設は三井ショッピングパークラゾーナ川崎プラザの約767億円、ららぽーとTOKYO-BAYの売上高は724億円で、共に前年を越えている。

<エンタメ施設をパビリオンのように配置>
エンタメ施設をパビリオンのように配置

EXPOCITYは、8つの大型エンターテインメント施設との連携を図った施設であり、単純な売上比較はできないものの、三井不動産が目指す、今後の商業施設の旗艦店として、しっかりとした売上を目指したいという。

商圏は車で20分圏125万人をベースとしているが、訪日外国人観光客を含め、広域からの集客を想定する。

「遊ぶ、学ぶ、見つける」 楽しさをひとつに!をテーマに、ミュージアムやシネマコンプレックス、教育とエンターテインメントが融合したエデュテイメント施設など8のエンターテインメント施設を配置。

<館内イメージ>
館内イメージ

「ららぽーとEXPOCITY」では、エンターテインメント性のあるレストランや体験型ショップを集め、非日常のドキドキと未体験のワクワクを体感できると同時に、ハイセンスなファッションから日常使いできる雑貨まで、上質なライフスタイルを実現するショップを集める。

水族館、動物園、美術館のジャンルを超えた生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」、アメリカの文化や日常を通して楽しみながら学べる体験型英語教育施設「OSAKA ENGLISH VILLAGE」、ポケモンEXPOジム、BBC Earthの専門知識とセガの映像制作力を融合した大自然超体感ミュージアム「オービィ大阪」を配置。

ひつじのショーンやチームラボのお絵かきタウンを展開する「ENTERTAINMENT FIELD」、地域最大の11スクリーンを展開する「109シネマズ大阪エキスポシティ」、動物たちの移動遊園地「ANIPO(アニポ)」、日本一の大観覧車「(仮称)OSAKA WHEEL」といったエンターテインメント施設で広域からの集客を目指す。

<記者会見の様子>
記者会見の様子

施設概要
所在地:大阪府吹田市千里万博公園2-1
敷地面積:約17万2000m2
構造:鉄骨造地上1~3階建
延床面積:約22万3000m2
店舗面積:約7万1000m2
店舗数:305店
駐車台数:約4100台
交通:大阪モノレール「万博記念公園駅」徒歩2分

■EXPOCITY
http://www.expocity-mf.com/

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