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幸楽苑HD/タイに新デザイン店舗「NEO KOURAKUEN」

2015年08月24日 / トピックス店舗海外

幸楽苑ホールディングスのタイの現地法人幸楽苑タイランドは8月28日、タイのショッピングセンター「セントラルウエストゲート」に「NEO KOURAKUEN(ネオ幸楽苑)」をオープンする。

<ネオ幸楽苑>
ネオ幸楽苑

ネオ幸楽苑は、家具インテリア総合企業のリグナとコラボレーションして「タイで一番おしゃれなラーメン店」をテーマにデザインした店舗。

<店内>
店内

タイでも日本とほぼ同水準に価格で商品を提供しているが、現地の屋台と比べると2.5倍から3倍の価格で、高級店舗の位置づけとなることに対応した。現地では、日本人駐在員のほか、ホワイトカラーのサラリーマンやファミリー層の利用が多いという。

<司らーめん>
司らーめん

メニューは日本の定番メニューである、しょうゆ、みそ、野菜、ギョーザ、チャーハンを中心に展開。一部、トムヤンクンラーメン、ガパオライスといった現地メニューを提供する。そのほか、日本で販売を開始した「司らーめん」をタイでもはじめて販売する。

「NEO」はギリシア語で「新しさ」と「復活」を意味する。「新しさ」として、従来の幸楽苑タイランドでは表現できなかった店舗空間をリグナがデザインを監修し、カジュアルモダン・ファッショナブルという「新しさ」を具現化したという。

今後は、この「新しさ」と「復活」の両方の意味を持つ「NEO KOURAKUEN」を幸楽苑の海外店舗のフラッグシップブランドと位置づけ、積極的に展開する予定。2号店は10月に、タイのシラチャのショッピングセンター「イオンタウンシラチャ」にオープンする計画だ。

幸楽苑タイランドは2012年7月に、1号店を出店。タイに専用工場を新設し、麺、スープ、ギョーザ、玉子など主力商品を現地で生産し各店舗に供給している。

現在、直営店を4店展開しており、今後、10年間で100店の出店を目標としている。現地工場があるため、将来的には、タイに隣接するミャンマーなどへの出店も想定しているという。

タイでは幸楽苑が知名度がなく、単独店舗での集客は難しいため、今後もショッピングセンターへの出店を計画している。

店舗概要
NEO KOURAKUEN セントラルウエストゲート店
店舗面積:194m2
席数:70席
営業時間:月~木10時~21時、金~日10時~22時

NEO KOURAKUEN イオンタウンシラチャ店
店舗面積:165m2
席数:64席
営業時間:10時~22時

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