東京都都市整備局は11月19日、金町六丁目駅前地区市街地再開発組合の設立を認可した。
JR金町駅前に、地下1階、地上21階の複合施設を建設するもので、総事業費は約126億4000万円。2017年12月に工事に着手し、2020年3月の竣工を目指す。
組合設立認可により、民間の活力を活かし、土地の合理的かつ健全な高度利用を図り、商業機能の更新と都市型住宅等の整備を行い、周辺市街地との調和に配慮しながら、賑わいのある、安全で快適な駅前拠点を形成する。
金町駅前という地域の「顔」となる立地特性を活かし、建物の低層部に商業施設等を整備し、賑わいの創出と地域や駅利用者の利便性の向上を図る。
建物内に通り抜け通路を配置し、先行して市街地再開発事業により整備された隣接地区の商業施設との連続性を確保することで、回遊性のある魅力的な駅前商業空間を創出する。
地区内区道の付替えにより、駅前広場ややなぎ通りに面するオープンスペースを設け、歩行者の安全性を確保するとともに、駅前拠点にふさわしい賑わいと憩いのある空間を創出する。
開発概要
対象地:東京都葛飾区金町六丁目各地内
地区面積:約0.4ヘクタール
施設規模
延面積:約2万5000m2
階数:地上21階/地下1階
最高高さ:約84m
施設用途:住宅(約180戸)、店舗、事務所等
公共施設等、歩道状空地
総事業費:約126億4000万円
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