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さいか屋／川崎店76億円で売却

2009年12月09日 ／ 経営

さいか屋は12月9日、神奈川県川崎市の川崎店（土地3074㎡、建物2万5344㎡）を76億円で譲渡した。

譲渡による利益は40億3000万円に達する見込みだ。譲渡先は不動産関連を事業とするMM投資組合。

さいか屋は、保有資産の効率的運用と財務体質の強化・改善を図るための見直しを行っており、一環として同資産を譲渡する。物件については譲渡先との間で建物賃貸借契約を締結し、引き続き同場所で店舗として営業活動を継続する。

同売買契約は、さいか屋がことし8月に申請した事業再生ADR手続における2010年2月開催予定の「事業再生計画案の決議のための債権者会議」で、譲渡を織り込んだ事業再生計画案が債権者全員一致の同意によって成立することを条件として効力が発生する。

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