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さいか屋/雑賀屋不動産の解散で当期損失59億円に

2009年10月14日 / 決算

さいか屋は10月13日、9月24日に発表した2010年2月期第2四半期の業績予測値を修正した。

修正後の予測値は売上高291億7000万円、営業利益7000万円、経常損失1億5000万円に変更はないが、当期損失を59億5000万円(当初9億8000万円の当期損失を予想)に下方修正した。

修正の理由は、親会社等の雑賀屋不動産が解散を決議したため。このため解散の影響額を精査した結果、雑賀屋不動産から賃借している横須賀店に係る差入保証金に対する貸倒引当金31億200万円と、関係会社株式評価損として連結で9億3800万円、個別で5億3900万円を特別損失として計上する。

固定資産を直近の不動産鑑定評価で再評価し、横須賀店などで減損損失3億5200万円を計上し、平衡して回収が見込めない繰延税金資産を取崩し、法人税等調整額を連結で6億8400万円、個別で5億5000万円を計上する。

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