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ウォルマート/2011年1月期の支出130-150億ドルと予想

2009年10月23日 / 経営

ウォルマートが発表した支出計画によると、同社は2010年1月期に125億ドル‐131億ドル(2009年1月期約115億ドル)、2011年1月期に130‐150億ドル、それぞれ支出すると予測している。

支出の内訳は、2010年1月期は「ウォルマート」が66‐68億ドル(同58億ドル)、「サムズクラブ」が8‐9億ドル(8億ドル)、「国際部門」が42‐44億ドル(41億ドル)、2011年1月期は「ウォルマート」が70‐80億ドル、「サムズクラブ」が7‐10億ドル、「国際部門」が45‐50ドルと予測している。

増床計画(合併を除く)については、09年1月期の4400万平方フィートに対し、10年1月期は3800万平方フィート、11年1月期は3700万平方フィートをそれぞれ世界的に増床させる見込み。

同社は今後、特に米国内で、新型で効率性の高いスーパーセンターへの既存店舗改築に力を入れる方針。「米ウォルマート(Walmart U.S.)」は09年11月までに、対象となる同社店舗3538店舗のうち30%以上の改築を完了させるとしている。

サムズクラブについては、11年度(11年1月期)に5‐10店を新築、増築、移転により増やす計画。本年度(10年1月期)のサムズクラブの増加店舗数は15店の見込み。

国際部門では、とりわけ中国とブラジルで店舗増加のための投資を進める予定。国際部門で増やす店舗の形態はスーパーセンターから小規模雑貨店までさまざまで、10年度には既存店ベースで2300万平方フィート分、11年度には2500万平方フィート分をそれぞれ新店舗開業により増やすことにしている。(翻訳)

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