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セガミメディクス/次世代型調剤薬局を全国展開へ

2010年04月09日 / 店舗経営

セガミメディクスは4月7日、最新鋭の調剤システムとクリーンルーム(無菌調剤室)を完備した次世代型調剤薬局「セガミ薬局阪神尼崎店」(兵庫県尼崎市)を開局したと発表した。

すべての処方せん調剤を受け付けることができ、高度な終末期医療への対応も可能な、今後の調剤薬局のプロトタイプとしての店舗となる。

今後は、同タイプ店舗の全国エリアへの展開を視野に入れ、当面は5~6か所の設置をめどに、ココカラファイングループ全体で在宅調剤の年間売上20億円を目指す。

新店舗は、365日24時間対応で地域医療に貢献できる体制を整えた。特に在宅調剤に力を入れ、在宅療養している患者を支援する。訪問エリアとしては、周辺店舗との連携を強化することにより、阪神間・大阪府内一円をほぼカバーする。

高レベルな無菌状態を維持するクリーンルームとクリーンベンチ、バイオハザード対応用キャビネットを配することにより、高カロリー輸液(TPN)や、抗がん剤の調剤が可能となった。これによって在宅療養している末期がん患者にも対応でき、高度な終末期医療を提供することができる。今後、地域の病院や診療所、訪問看護ステーション、介護事業所との連携体制を強化し、患者の在宅療養を強力にサポートできる体制を整えていく。

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