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チヨダ/当期損失12億円

2010年04月09日 / 決算

チヨダが4月9日に発表した2010年2月期決算によると、売上高は1664億6000万円(前年同期比3.1%減)、営業利益34億1200万円(49.3%減)、経常利益40億3600万円(47.6%減)、当期損失12億2500万円(前期は4億円の当期利益)となった。

2010年2月期末の店舗数は、連結子会社のアイウォークの期首に受入れた50店舗を含め、靴部門1192店(65店増)、衣料品部門542店(25店減)の計1734店となった。

利益面では、減損損失28億2700万円、店舗閉鎖損失引当金繰入額2億9200万円などの特別損失を計上したほか、衣料品部門の連結子会社マックハウスが繰延税金資産の取崩を行い、当期損失となった。

靴部門の売上は、PB戦略の推進による粗利益率の向上、販管費の抑制などに取組んだが、退職給付費用が大幅に増大したことなどで靴部門の営業利益は減益となった。

店舗面では契約満了店、転貸と業種変更などを含めて66店を閉鎖。売上高は1175億1700万円(2.4%増)となった。

衣料品部門の売上高は既存店売上、全店売上ともに二桁減収、既存店売上高は15.0%減と苦戦した。粗利益率はプロパー消化率の低下で低下し、大幅な売上の減収も重なり粗利益高は大きく下落した。経費面ではコスト全般の戦略的なコントロールに注力したが、売上総利益の減少を補うに至らず営業損失となった。店舗面では48店を閉鎖し、売上高は489億4200万円(13.6%減)となった。

来期は売上高1640億4100万円(1.5%減)、営業利益47億6900万円(39.8%増)、経常利益53億7500万円(33.2%増)、当期利益11億9100万円を見込んでいる。

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