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パルコ/機構改革

2010年02月17日 / 経営

パルコは2月17日、3月1日付の機構改革を発表した。

それによると、本部をコーポレート部門、店舗関連部門、事業部門、機能部門の4部門に再編し、局を廃止して4室・14部体制とする。

事業部制(事業部門、店舗グループ)と職能制(コーポレート部門、店舗関連部門、機能部門)の複合型組織に移行し、各部門が有機的に連携し、円滑な業務推進を図る。実務の実行では、本部の各室、各部が各店舗との連動性を向上させ、迅速な政策判断、課題への対応を図る。

この上でコーポレート部門は、経営企画室、事業戦略室、IT推進室の3室体制とする。また経営企画部と情報企画部を経営企画室として統合。新規事業戦略部とマーケティング部は事業戦略室として統合する。さらに全社的なIT戦略の推進のため、IT推進部をIT推進室とし、機能を強化する。

店舗関連部門は店舗運営部、新設のストアプランニング部、営業企画部、施設部、建設/デザイン部の5部体制とし、各店舗を支援。ストアプランニング部は店舗の競争力、営業力強化に向けて、テナント開発や新業態開発など既存テナントとの取組強化など、店舗のイノベーションを支援する。

このほか宣伝政策部を営業企画部に統合し、店舗のセールスプロモーションや宣伝業務を効率化。建設部とデザイン部を建設/デザイン部として統合し、建築関連業務を効率化する。

事業部門はエンタテインメント事業部、プロパティマネジメント/コンサルティング事業部、海外事業部の3部体制となり、エンタテインメント事業局をエンタテインメント事業部に改称。プロパティマネジメント/コンサルティング部はプロパティマネジメント/
コンサルティング事業部に改称する。

加えて、店舗グループ制は継続し、各グループ長の下で運営力を強化。都心店舗グループに分類していた吉祥寺店を関東店舗グループに位置づけるが、それ以外の既存店舗の分類は変更しない。なお、福岡準備室は福岡店とし、都心店舗グループに位置づける。一定金額以上の投資案件のため、投資効果の検証とリスク回避の目的で実務的な審査を行う投資委員会を設置する。

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