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ローソン、マツモトキヨシ/業務提携、新業態店舗開発

2009年08月24日 / 経営

ローソンとマツモトキヨシホールディングスは8月24日、業務提携を行うことで合意したと発表した。

業務提携の内容は、人材交流や商品開発、新業態の店舗展開などを含む。

人材交流については、両社の社員を相互に出向させる。ローソンは医薬品販売におけるノウハウを習得し、登録販売者の育成・医薬品販売店舗の拡大を図る。マツモトキヨシホールディングスは、コンビニエンスストア運営ノウハウを習得するとともに、必要とする商品を供給。ドラッグストアとしての販売ノウハウを提供する。

商品に関する内容としては、プライベートブランド商品の共同開発を行う。両社として、メリットのある一般用医薬品(新業態店舗用の商品)・化粧品・日用品の3 つのカテゴリーを中心に、価格弾力性の高い商品と付加価値のある高品質な専門性を備えた商品を開発し、両社の店舗で販売する。また、両社に共通するナショナルブランド商品、既存プライベートブランド商品を相互補完し、物流体制を共同活用することで、商品調達でのコストメリットの最大化を図る。

ドラッグストア、コンビニエンスストアのノウハウを結集し、OTC医薬品の販売やカウンセリングサービスを提供するための新たな業態の店舗を展開していく。合弁会社を設立することで、早期に多店舗展開を実現する。

オンラインでの商取引を行うマルチメディア端末(Loppi)やATMなど、ITの共同活用を検討。既存事業での店舗開発に関する情報交換を行うほか、両社グループの什器備品の相互供給によるコスト削減を目指す。両社グループが共同し、環境に配慮した店舗づくりと運営オペレーション確立に取り組んでいく。

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