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日本チェーンストア協会/7月の販売額3.8%減の1兆858億円

2009年08月24日 / 月次

日本チェーンストア協会が8月24日に発表した7月のチェーンストア販売概況(会員企業70社、8150店)によると、総販売額は1兆858億円(前年同月比3.8%減、店舗調整後は4.8%減)となった。

主要部門別の概況では、食料品販売額が6754億円・1.2%減(店舗調整後2.3%減)となり、衣料品は1195億円・14.3%減(13.7%減)。住関品は2208億円・4.5%減(5.1%減)でサービスは42億円・0.5%減(0.1%減)。その他は657億円・5.8%減(9.8%減)となった。

商品別の販売動向では、農産品で好調だったものはトマト、じゃがいも、たまねぎなど。不調だったものは柑橘、りんご、メロンなど。畜産品ではミンチと輸入牛肉は好調だったが、国産牛肉、豚肉、とり肉は不調。水産品で好調なものは生鮭切り身と海藻類で、不調なものはカツオ、冷凍魚、刺身、魚卵、塩鮭。土用の丑の日のうなぎは好調だった。

衣料品では紳士衣料のワンマイルウェアは好調だったが、スーツ、ジェケット、スラックス、ドレスシャツは不調。婦人衣料は、ジーンズは好調だが、ジャケット、スーツ、Tシャツは不調。

日用雑貨品で好調だったものは和食器、不調だったものは行楽用品、洋食器、台所用品など。医薬品で好調だったものはマスクで、日焼け止め、制汗剤が不調。健康食品は好調。化粧品はヘアケアやフェイスメイクなどは不調。洗剤は不調。

家具・インテリアでは、季節家具は好調だが、寝具・寝装品の布団、タオルが不調。家電製品で好調だったものは液晶テレビ。天候不順から、エアコン、冷蔵庫、洗濯機は不調だった。

その他商品では自転車、ゴルフ用具、レディススポーツウェア、ペット用品が不調。サービス・その他では旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高シェアは0.4%。食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などどの売上にも属さないその他売上の販売額シェアは6.1%だった。 

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