ローソン／沖縄のコンビニエンス事業を分割、サンエーと合弁運営

2009年09月28日／経営

ローソンは9月28日、10月9日に設立予定の新会社、ローソン沖縄（ローソンの全額出資で設立）に沖縄県内で行うコンビニエンスストア事業を12月1日に会社分割で承継させると発表した。

同時に、会社分割後のローソン沖縄の株式51％をサンエーに譲渡。ローソン沖縄を両社の合弁で運営する合弁契約を28日付で締結した。

ローソン沖縄の設立と事業承継は、より地域に密着したコンビニエンスストア事業を展開し、沖縄県のローソン・チェーンの一層の発展を図るため、沖縄県内のローソン運営を目的に行う。

ローソンは沖縄県を中心に小売業を展開するサンエーと共同してローソン沖縄を経営することで、沖縄県の消費者の嗜好に即した商品開発、地域の催事に適応した販売促進策などを展開する。

会社分割後、ローソン沖縄を合弁会社化して両社から取締役、従業員（出向）などを受け入れ、共同でローソン沖縄を経営する。

合弁契約の締結は、サンエーとの共同経営で、サンエーは県内の顧客ニーズに対応できる総合小売業として業態が拡充できる。

ローソンは、サンエーの持つ沖縄県独自の小売業のノウハウや原材料供給力、店舗開発情報などを活用した沖縄コンビニエンスストア事業の展開を図り、沖縄県内のローソン・チェーンの拡大・発展が可能となることなどから合弁形式での共同経営を決めた。

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