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タイヨー/季節商品の不振で第2四半期、通期業績を下方修正

2009年09月28日 / 決算

タイヨーは9月28日、4月13日に発表した2010年2月期第2四半期、通期の業績予測値を修正した。修正後の予測値は、第2四半期は売上高が640億8400万円(当初予測より4.8%減)、営業利益11億600万円(44.7%減)、経常利益11億4700万円(42.6%減)、当期利益6億100万円(33.2%減)の下方修正となった。

通期は売上高1286億円(4.5%減)、営業利益25億円(37.5%減)、経常利益25億円(37.5%減)、当期利益11億円(38.9%減)に修正した。修正の理由は、最大の商戦時の7-8月の中元期に、夏物衣料を中心に衣料全般が生活防衛意識の高まりによる買い控えが顕著になったこと、気温が低めに推移したためエアコンなどの冷房機器や飲料・アイスクリームなどが伸び悩んだため。住居関連商品は、効率化のために売り場を縮小したが、売上高と荒利高が大きく減少した。

通期は、安全・安心の商品開発や地産地消の取組を進め、百均市などの恒例セールの企画充実と販促強化、店舗の新設・改修を計画通り実施。しかし、早期の景気の回復は見込めないことから、個人消費は引き続き厳しい状況で推移する予想して予測値を修正した。

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