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共栄ファーマシー/広島へ進出、薬局12店舗譲受

2009年07月14日 / 経営

メディカルシステムネットワークは7月14日、連結子会社ファーマホールディングの完全子会社である共栄ファーマシーが、ことし10月1日をめどに、関西薬品の全ての事業を譲受けることを承認し、共栄ファーマシーと関西薬品との間で事業譲渡契約を締結したと発表した。

関西薬品が運営している調剤薬局8店舗、ドラッグストア4店舗全てを子会社である共栄ファーマシーが譲受けることによって、グループ未進出エリアである広島県へ進出することが可能となった。同時に、中国地方での今後の店舗展開への足掛かりを得た。

調剤薬局市場は、高齢化の進展や医薬分業率の上昇に伴い市場規模拡大が見込まれる一方、他業種からの参入などにより競争が激化。M&Aなどによる規模の拡大を目指す大手数社と、10店舗未満の店舗を運営する中小調剤薬局の二極化が進んでいる。

ファーマホールディングと子会社は、グループの主力事業である調剤薬局事業を運営している。グループは、M&Aを中心とした積極出店による規模の拡大を行う一方、調剤薬局を地域医療インフラの一部と位置付け、地域に根差した「地域薬局」を標榜し、事業活動を行っている。

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