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J-Payment、セイノー/EC事業社向けサービス提供開始

2010年09月01日 / IT・システム

J-Paymentは9月1日、セイノーホールディングスの子会社、セイノーフィナンシャルと提携し、「代金引換」「バックヤード支援サービス」の提供を開始すると発表した。

2社が提携することによって、EC サイト運営に必要なサイト構築、集客、決済から物流まで一連のサービスをパッケージとしてEC事業者へ提供することが可能となる。

セイノーフィナンシャルとの提携によって、J-Payment は物販サイトを中心とする通信販売で需要が高い「代金引換」を決済サービスのラインナップに追加することが実現する。EC事業者に対して、クレジットカード、コンビニ、電子マネーなどの決済手段に加えることによって、ECサイトを利用するエンドユーザーの利便性向上につなげ、EC事業者の売上向上のサポートが可能になる。

西濃運輸が提供する「バックヤード支援サービス」は、ネットショップの開業から発展段階にあわせて、配送・梱包・倉庫・倉庫管理システムなど、必要な物流サービスを提供するサービス。西濃運輸が保有する2万4500台のトラック、538か所のトラックターミナル、60万㎡の倉庫を利用することにより、日本全国でサービスを提供する。

インターネット販売を行うネットショップでは、売上が増加してくると、商品の保管・梱包・発送などバックヤードの業務が重荷になるため、事業拡大の障害となっている。ネットショップを運営するECオーナーからは、出荷運営の効率化やバックヤードを支援するサービスが求められていた。

J-Payment は中国事業でもセイノーフィナンシャルと提携する。ことし10月1日をめどに、中国国内に拠点を持たない日本企業でも、「淘宝網(タオバオ)」などのEC サイトへ出店して、中国国内でインターネットによる商品販売ができるサービスを提供する。

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