流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





21LADY/イルムスジャパンを子会社化、1年で黒字化へ

2010年03月12日 / 経営

21LADYは3月12日、北欧インテリア・ライフスタイルショップのイルムスジャパンを子会社化すると発表した。

イルムスジャパンは2009年2月期の決算で1億3600万円の最終赤字となっており、21LADYは子会社化して1年後に黒字化する方針だ。

イルムスは1925年にデンマークで創業した老舗。日本に進出したのは1998年で、西武百貨店とロイヤルスカンジナビア社との間で業務提携し、翌99年に「イルムス池袋」を池袋西武にオープンした。同店舗はことし2月に閉店しており、現在では横浜や丸の内など5店舗を展開している。

イルムスジャパンの株主は伊藤忠商事(持分85%)、ロイヤルコペンハーゲン・ジャパン(同15%)。21LADYは伊藤忠商事から所有全株6800株を取得する。2009年2月期決算では13億1100万円の負債を抱えており、株式譲渡の前に増資を行い、債務全額の返済を完了することで伊藤忠商事との間で合意している。

21LADYは、ライフスタイル産業における投資育成会社で、洋菓子ヒロタなど3社の子会社を有している。イルムスジャパンの子会社化がグループのポートフォリオ組替えや企業価値向上に適うと判断した。

■デンマーク本国のイルムス
http://www.illumsbolighus.com/uk/main.asp?submenu_id=1

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧