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東急ストア/店長に長期休暇制度導入

2010年08月23日 / 経営

東急ストアはこのほど、店長を対象に長期休暇制度を導入した。対象となる店長は1週間の有給休暇を取得、その有給休暇と連続して1週間の店舗外勤務をし、合計2週間店舗から離れる。

長期休暇の取得がしずらい店長を対象に長期間、店舗から離れる機会を設けることで自店を客観的に見る目を養うと共に、優良店舗の視察などをするのが目的。

店長が不在の間は、店舗の店長代行と本部の店長経験のない課長クラスの人材が店舗運営を行う。本部の人員に対しては、本部の指示が現場である店舗でどう実行されているのか、店舗での作業負担がどのようなものなのかなど、本部と店舗の関係を見直すきっかけを作ることを目的とするという。

店舗外勤務の1週間は1日8時間労働として換算され、店長は長期休暇の終了後に自店の市場調査や優良店舗の視察などについてのレポートを社長に提出する。

木下雄治社長の発案で今年5月に制度を導入。上期中に40名程度が制度を利用したという。

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