流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ファミリーマート/am/pmの看板替え後は中食合計30%増

2010年08月29日 / 経営

ファミリーマートは、8月27日に開いた2010年度下期商品政策説明会で、am/pmからファミリーマートブランド転換後に中食合計のam/pm比が30%増となったことを発表した。

am/pm比は、am/pm店舗をファミリーマートに看板替えする前と後の比較を数値化した。

執行役員・デリカ食品部長の丸山直美氏は「既存のam/pmのベンダーは継続して担当する。また、開発会議にも参加してもらう」と述べた。

<会見に臨む丸山執行役員>
20100827maruyama.jpg

今後に強化の余地があるのは、惣菜、サラダ、日配、冷凍中食の4分野。

惣菜は、女性客をターゲットにスープを強化する。サラダは、競合のCVSが低価格商品を投入しているのをにらんで、専門店並みの高付加価値商品を発売。100円台アイテムも増やす考えだ。日配品は、LLスタンドパック惣菜などを中心にファミマ専売品の開発に力を入れる。

冷凍中食については、am/pmのノウハウを生かす。同社が行った冷食における定量調査結果によれば、冷凍中食メインである3つの商品群(簡便バランス両立派9.7%、ヘルシー志向10.7%、健康バランス11.7%)で全体の32.1%を占めている。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧