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ファミリーマート/AM/PM熊本市役所前店で着服

2010年09月17日 / 経営

ファミリーマートは9月17日、JR九州リテールが管轄するAM/PMの熊本市役所前店で、従業員による代行収納金の着服が判明したと発表した。

調べによると、収納代行の取消し日時に勤務していた28歳男性が借金返済のため、勤務時間帯である深夜に取消し作業を行い、その取消した分の金額を着服していた。

着服の内容は、6月23日から8月27日の間に、国民健康保険7件(8万6600円)、国民年金9件(13万5020円)、合計16件、22万1620円だった。

8月30日に収納事務委託先業者から、お客が支払ったはずの国民健康保険の督促状が来たと申し出が熊本市に入ったとの報告を受けて調査したところ、一旦預かった収納が取り消されている事実が判明した。

その後、お客への経緯説明と謝罪を行い、9月17日に対象店舗の店長より熊本県熊本北警察署に被害届を提出予定としている。

再発防止策として、JR九州リテール管轄のAM/PM全店舗に対し、9月7日付けで「適正な代行収納業務の実施について」を通知と「代行収納受付マニュアル」の改訂として、「お客さま控え」と「レシート」を必ずホチキス留めで渡すこととした。

さらに、代行収納の取消しがあった場合、本部から店舗に対して書面による確認を行い、今後、九州におけるAM/PM店舗を、順次ファミリーマートへの転換を予定しているが、さらに強固な不正防止システムを導入するとしている。

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